会社紹介|〇〇コンクリート工業株式会社川崎工場~生コン製造業界の現状と将来性について~

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生産人口減少により慢性的な人材不足にある昨今、製造業も例外ではありません。生コンクリート製造業においては従業員の高年齢化が進んでいるうえ、なかなか若手が集まらない実情があるようです。

今回は神奈川県川崎市にある〇〇コンクリート工業株式会社川崎工場の試験課に勤務するHさんに、生コン業界の現状や将来性、社内の様子や仕事内容などについてお話を伺いました。

生コン業界に将来性はある? 10年後20年後は?

生コン業界の現状について、Hさんは「ゆるやかな下降傾向にある」と教えてくれました。実際、労働力不足、人件費・資材費の高騰などから、生コンの販売高は2024年までの6年間で下降傾向が続いています。

とはいえ1960~70年代の高度経済成長期に続々と整備された道路や橋梁、上下水道などのインフラは今や老朽化が進み、今後大規模な修繕、作り直しが必要とされています。こうした社会情勢をかんがみると、むしろ将来的には生コンの需要は高まるのではないかと推測されます。

Hさんも「生コンという建築資材が今後必要なくなることは考えにくいし、作り替え工事などが増えれば生コンの需要も増えるでしょうね。ただ生コンに代わり、再生コンクリートなど環境に配慮した素材の導入も進んでいくと言われています。でも、そうしたものも取り込みながらうまく発展できれば、10年後20年後の将来性はまだまだある業界だと思いますよ」とおっしゃっていました。

早急に人材は必要? 〇〇コンクリート工業株式会社川崎工場の現状

Hさんが勤務している〇〇コンクリート工業株式会社川崎工場では、社員の高年齢化が進んでいるといいます。さらに新卒や中途採用など、求人への応募も少ないそう。「私が勤務している工場だけでなく、業界全体としてその傾向があるようです」との回答から、若手採用の厳しい現状が見えます。

とはいえ業界全体の仕事量が落ち着いている傾向から、人材不足で余裕がない状況ではなく、「繁忙期は忙しいですが、それ以外は何とかやれている」のだそう。ただ「もう少し若い世代が増えたほうがいいなとは思います。技術継承のためにも必要かなと」と。勤務先の川崎工場はもちろん、業界全体が蓄積してきた技術を後世に残すために、若い世代の人材が増えて欲しいという言葉には、強い思いが滲んで聞こえました。

生コン工場って何をするの? 試験課の仕事内容

Hさんが所属しているのは試験課という部署です。試験課の役割は「これから打つコンクリートが適切な強度を持っているかを検査すること」なのだそう。コンクリートのフレッシュ検査と呼ばれるこの試験は、工場で練りを終えてミキサー車で運ばれてきた生コンが、強度、流動性、空気量などにおいて基準をクリアしているかを確認するためのものです。

「現場でミキサー車からテストピース分を一輪車などに取り出し、試験を行います。工場で試験を行う場合もありますが、ちょっとした力仕事ですよ。」

流動性を調べるためには、円錐台の形をしたスランプコーンと呼ばれる入れ物に生コンクリートを入れて検査を実施します。このコーンを1日に何本も運ぶことがあるので、実は密かに筋トレにもなっているのだとか。

試験課に特別な資格は必要? どんな人が向いている?

生コンの試験をするために特別な資格は必要ありません。〇〇コンクリート工業株式会社では研修制度も充実しているそう。「入社したら本社で2週間くらいの研修がありますから、未経験からでも十分学べますよ」とのこと。もちろん取得することで将来的に給与や昇進に影響する資格もあるため、働きながら資格取得を試みるのも良さそうです。

ただ試験課の場合、配合率や強度などの計算が必要になってくるので、「工業系や土木系の学校を卒業していて、数学や化学が好きな方のほうが向いているかもしれない」と、Hさんは教えてくれました。

〇〇コンクリート工業株式会社川崎工場はどんなとこ? 転職者は活躍できる?

〇〇コンクリート工業株式会社川崎工場は、社員が25人程度の小さな工場。「変に緊張感がなくて良いですよ。工場長も面白い人で、みんなでよく飲みに行きます」とHさんはいいます。

転職者が活躍、成長できる環境にあるかを尋ねてみたところ「先ほどもお話しましたが、研修制度が充実しているので20代、30代であれば成長できる環境にあると思いますよ」と教えてくれました。無資格でも始められ、仕事を覚える中でコンクリートだけでなく土木事業などの知識も身につきます。資格を取り経験を積めば、他工場の鑑査を担当する役職につける可能性もあるのだそう。

アットホームな環境の中、やれることはたくさんあり、ステップアップを目指すこともできるのが〇〇コンクリート工業株式会社川崎工場の魅力のようです。

生コン業界ヘの転職を検討している方へ

製造業というと「納期に追われて残業が続く」といったイメージを持っている方が多いかもしれません。しかしHさんに伺った生コン工場の現状では、過密なスケジュールをこなすことは少なく、比較的安定した就業環境で働ける状況にあるようです。試験課は現場に出るため夏や冬は厳しさもありますが、デスクワークもあるためバランスよく体を使える仕事なのだそう。

〇〇コンクリート工業株式会社川崎工場は、東京湾に面した工業地帯の一角にある工場です。地元就職を目指している方、川崎臨海部で働きたいと考えている方はぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。