香水専門のフレグランスメゾンであるゲラン。アクアアレゴリアをはじめとした女性向け香水が目を引くなか登場したのが、メンズフレグランス「ロム イデアル パルファン」だ。
ゲランを裏切らない、ビターアーモンドアマレットの香り

「理想的で完璧な男性など存在しない。まとう香りこそが、現実。」というロム イデアルのコンセプトを、アイコニックなウッディーノートで見事に表現した、センシュアルな余韻を残す至極の一品。
ゲランの調香師達がリキュールの世界にインスピレーションを求め、導き出されたのがアーモンド調の香りが特徴のアマレットだった。ゲランオリジナルの豊かなグルマンファセットをさらにリッチに際立たせたエグゼクティブな香りは、重さがあるものの拡張性が抑えられているため使いやすい。
パルファン初心者でも楽しめる、遊び心あふれる秋冬の定番フレグランスとなりそうだ。
余韻を引きずりすぎない、まさにこうありたい大人の色香
トップでほんのりビターなアーモンドとトンカビーンの甘さが香り立ち、ミドルでうっすらムスクが見え隠れする。さらにその影からレザーやパチュリ、サンダルウッドのアコードが現われ、大人の円熟味を演出してくれる。
誰もが完璧ではない憂鬱の中で、幾重にも広がる自分の可能性を見るような知的で魅惑的な香りは、重すぎず、しつこすぎず、静かに日常生活に侵入してくる。しかし余韻を残しすぎないところが実ににくらしい。
いくつもの面が幾何学的に組み合わせられたファセットカットのボトルと、高級時計の文字盤を思わせるギヨシェ彫りモチーフのキャップは、ゲランらしいトラディショナルな重厚感を表現している。

調香師はデルフィーヌ・ジェルク。ティエリーに次ぐゲランの第二調香師であり、20代向けの香水としてラ プティット ローブ ノワールをヒットアイテムに仕立て上げた実力派。

